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寝室と茶室を兼ねる部屋。栗の木を敷いたところは床の間として利用するもよし、座卓を置けば書院机のようにもなります。障子を開ければつづきの間と、その向こうの景色とがいっしょになって四季を楽しめます。
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奥の窪んだ場所にテーブルが置かれます。その右側がキッチン、カウンター越に手前の居間部分とつながります。写真左側の床の濃いところが薪ストーブの置き場となります。その上の穴を通ってストーブの煙突が立ち上がります。その穴は寝室兼茶室の隣部屋、つづきの間とつながっています。薪ストーブの暖気が家中を巡るように考えています。
写真撮影:瀧浦秀雄